たとえばこんなときに
メッセージを残したい
(デジタル遺品情報)
「ボクのスマホのパスワードは君の誕生日とボクの誕生日の日にちをつなげたものだよ。
大切な写真とかいっぱい入ってるから大事にしてください」
「銀行や証券会社へのログイン情報はPCの『プライベート』フォルダの中に全部書いて保存してある。PCのログインパスワードは娘の名前(アルファベット)の逆だから、あとはよろしく頼む」
注)遺品情報としてメッセージを残す場合、パスワードはメッセージ内に直接書かずに受け取った方がわかるふたりだけの言葉で伝えてください
メッセージを残したい
(お願い)
「もしボクが先だったらペットのボスのことよろしくお願いします。
週に一度は大好きなマグロの赤身を奮発してあげてください」
メッセージを残したい
(秘密の暴露)
「ずっ〜と昔に買った壺、3,000円だって言ったけど、あれ実は30万。
ボーナスが現金でもらえたころはいろいろ自由に使えたなぁ。いつもボーナスが少ないってこぼしてたけど、まぁ時効だと思ってゆるしてよ」
メッセージを
伝えたい
「もうずっと直接話をすることもなくなったけど、ホントはもっとたくさん話をしたかった。どうしても口では言えなかったことがたくさんあります。素直に気持ちを残すから聞いてください…」
言えなかったひとこと
を伝えたい
「プロポーズの言葉なく流れで結婚して30年以上もたってしまったね。このメッセージが届くのはいつになるかわからないし、いまさらで悪いけど、どうしてもこれだけは言いたかった。『ボクと結婚してください』」
隠していたことを
伝えたい
「何年か前、あなたはポチの顔が変わった気がすると言ってたでしょ?実はポチが家出しちゃったから似た犬を探してきたの。
だからあれはポチじゃなくて太郎なの。それに気づいてないだろうけど、そもそもメスじゃなくてオスだから」
実は、、、
あやまりたいことがある
「ボクのケーキ食べただろ!?って疑って怒鳴ってしまってゴメン。
あれは夜中にお腹が空いてボクが食べたみたいだ。次の日に思い出したけどなかなか言い出せなくて…。少しは貯金残ってると思うから、好きなだけケーキ食べてください。
いままでありがとう」
こんな使い方も
(自分へメッセージ)
「ボクはいま30になったばかりの君だ。
自分宛のメッセージが届いていまこれを読んでるってことは、何通も届いた確認メールを見逃したか、あるいは確認メールがなんなのかわからない状態になってるんだと思う。
ということは、もしかしたら認知になってるのかもしれないね…」